オウンドメディアを活用するには、SEO対策が不可欠です。そのSEO対策をおこなうにあたっては、根本に持つべき基本的な考え方があります。主に次のものが挙げられます。
ユーザー第一に考える
SEO対策の基本は、ユーザーニーズを満たすことにあります。ユーザーニーズを調査することから始まり、それに基づいてコンテンツを制作します。アクセス数を稼ぐだけではなく、最終的に商品やサービスの購入につなげられるコンテンツを提供する必要があります。そのために、企業が伝えたいこととユーザーが求めることのバランスを重要視します。企業が伝えたいことを盛り込みすぎると、ユーザーに悪い印象を持たれてしまいます。
EAT対策をする
検索するユーザーに有益な情報を提供しているかを、Googleも評価します。そのため、Googleから高い評価をえることも必要です。そのGoogleの検索品質評価ガイドラインで最重要項目として挙げられているのが、EATです。EATは、専門性と権威性、信頼性の3つの英単語の頭文字をとっています。専門性とは、ある一つのジャンルに特化した内容にすることです。権威性は、そのジャンルの専門家に監修を依頼することで、ユーザーに納得してもらうことです。信頼性は、コンテンツを発信している運営者としてユーザーに知ってもらうことです。
モバイルフレンドリーなサイトを作る
Googleが掲げた方針の一つに、モバイルファーストインデックスというものがあります。Google検索エンジンにおいて、スマートフォン用サイトを評価の主軸にするという内容です。つまり、スマートフォンで見やすいサイトにすることが求められます。代表的な例としては、見やすいフォントサイズやタップしやすいボタンが挙げられます。さらに、パソコンやスマートフォン、タブレットなどユーザーが使用するデバイスに合わせてサイトデザインを最適にするレスポンシブウェブデザインというものもあります。また、サイト内のカテゴリ分けやタブ分類などの階層が、ユーザーにとって分かりやすい構造になっていることも重要です。サイト制作においても、ユーザーの見やすさや分かりやすさを念頭に置きます。
高品質な記事を書く
ユーザーの興味を引くような魅力的なコンテンツが求められます。商品の魅力や強みを伝えるだけでは、ユーザーはすぐに飽きてしまいます。また、信憑性のない情報を載せてしまうとユーザーからの信頼を失ってしまうため、情報の正確さにも注意します。正確かつ有益な情報を盛り込んだ高品質なコンテンツが理想です。
まとめ
以上のような考え方を持って、SEO対策をおこないます。対策内容を考える前に、基本から逸れていないかを今一度確認することが重要です。