オウンドメディアを活用したCV率の向上、宣伝は一般的であり、実際に多くの企業が取り組んでいます。しかし、多くの企業が取り組んでいるだけに、思うような結果はすぐに得られません。
目標としている成果を出すには、「効果測定」が重要となってきます。
そこでこの記事では、オウンドメディアの効果測定で抑えたいポイントについて詳しく解説します。
余裕を持った期間で取り組んでいく
オウンドメディアを始めたとしても、すぐに成果を得られるわけではありません。成果を得るまでには早くとも半年、一般的には2〜3年もの年数をかけて運用をします。
コンテンツを作り始めてクローラーが見つけるまでの時間、コンテンツ量も踏まえて、成果が出るまでには年単位だと思っておきましょう。1年以内で成果が出ないから諦める、とはならずに2〜3年は根気強く続けていきましょう。
加えて定期的にコンテンツを見直すことが重要です。
適切なKGIとKPIを設定する
オウンドメディアを運用する際は、中間での目標、最終的な目標を決めましょう。
KGIとは、重要目標達成指標のことを指します。つまり、最終的なゴールということです。果たしたい目的を考慮し、達成指標を設定します。それに対しKPIは、重要業績評価指標のことを指します。これは、中間目標のことです。したがって、KPIを達成することでKGIに近づくという仕組みです。
最終的なゴールだけでは、具体的な施策は立てられません。極端な話、0PVから最終目標の100万PVを目指すよりも、まずは0PVから100PVを目指すほうが現実的です。そしてより具体的な施策も立てられます。効果測定を行いながら、そのときに応じた目標を立てていきましょう。
アップデートを重ねる
KGIやKPIを達成するには、コンテンツを分析し改善する作業が必要です。そのために、定期的に実績を確認して具体的な改善策を考えます。例えば、成果につながっていないコンテンツであれば成果を上げるような対策が必要です。さらに、検索順位の低いコンテンツは検索順位が上がるようリライトをおこなうことも重要です。また、良い実績を持つコンテンツはその状態を維持できるよう管理します。全体的により良い成果をえられるようアップデートを重ねます。
検索アルゴリズムの変更で検索順位が変わることを理解しておく
検索順位は検索アルゴリズムに左右されやすいものです。つまり昨日まで1位だった記事でも、検索アルゴリズムの変更により突然10位となることもあるのです。オウンドメディアに関わらずブログもそうですが、検索アルゴリズムが変更すれば検索順位も大きく変わります。
1位を取ったから終了ではなく、定期的にサイトを見直して上位表示を維持し続けましょう。
まとめ
この記事ではオウンドメディアで成果を上げるのに重要な効果測定について紹介しました。効果測定を行い、改善をしていけば期待している成果を実現できる可能性があります。
本記事で紹介したポイントを参考にして、効果測定を行ってみてください。