SEO対策にはさまざまな方法があります。主なものとしては、内部対策や外部対策が挙げられます。内部対策がWEBサイトの内部を整えるのに対し、外部対策は外からの評価を高めることを目標とします。
この記事では、そんな外部対策について、具体的な内容をくわしく解説していきます。
外部対策の方法
外部対策には、次のものが挙げられます。
- 被リンクの獲得
- SNSの活用
- プレスリリースの配信
- リライト
- モニタリング
- メンテナンス
ここで紹介する外部対策は人によってノウハウが異なり、外部対策では「〇〇」するべきという方もいるでしょう。とはいえ、まず代表的な外部対策の概要を知るだけでも、外部対策を行う際にとても役立つはずです。ここでは、それぞれの項目についてみていきましょう。
品質が高い被リンクの獲得
1つ目が品質が高い被リンクの獲得です。
被リンクとは、自社サイトのURLが外部サイトに掲載されることで、外部サイトから自社サイトへ誘導するものです。
被リンクの数は、WEBサイトの評価に大きく影響します。良質な被リンクの数が多いほど、ユーザーにとって有益なサイトであると判断されます。
過去にはそこを逆手に取り、被リンクの品質に関わらず大量に設置をして検索順位を上げていた運営メディアも多くいました。しかし、アルゴリズムは日々進化しているものです。それにより現在は、被リンクを大量設置して検索順位を上げることはできません。むしろ、ペナルティの対象となる場合もあります。
コンテンツに関連したサイトからの信頼性の高い被リンク、専門性の高い被リンクからであれば高品質と評価され、サイトの信頼度を上げてくれる効果があります。
適切な内容を取り扱っていたり、一定のPV数を稼いでいたりするサイトに掲載されれば、良質な被リンクを獲得しているということです。
上位表示にはサイトの信頼度は無視できないものであるため、品質が高い被リンクを獲得していきましょう。
SNSを活用した施策
2つ目がSNSを活用した施策です。 多くのユーザーにコンテンツを認知してもらうには、TwitterやInstagramといったSNS施策が有効的です。
サイトを訪れるユーザーは検索エンジンからのみならず、TwitterなどのSNSがきっかけであることも実は多いのです。よって、より多くのユーザーから認知を獲得し、評価につなげるにはSNSの活用が不可欠です。
さらにSNSを活用した施策は被リンクを集めやすく、ユーザー自身の拡散によりPV数の上昇も期待できます。Twitterなどであれば無料から始められる対策であるため、積極的に取り組むのがおすすめです。
プレスリリースの配信
3つ目がプレスリリースの配信です。
プレスリリースは、企業活動を公開し、マスコミや顧客との関係を築くために用いられます。
プレスリリースを行うことでメディアからの注目を浴びることもあり、被リンクを獲得しやすくなります。さらに獲得した被リンクは品質が高いため、自社サイトの信頼性を高めるのにも最適です。
プレスリリースつながりで、他の事業者から被リンクを獲得できる可能性もあるため、こちらも行なっていくと良いでしょう。
記事公開後の施策
また、記事は公開すれば終わりではありません。Googleから高評価をえるためには、ユーザーにとって利便性の高いサイトであり続けることが必要です。効果的な方法としては、次のものが挙げられます。
リライト
記事公開後、情報が変化することはよくあります。変化したにもかかわらず、古い情報を掲載し続けていてはユーザーからの信頼を失ってしまいます。
ユーザーに誤った情報を提供しないよう、記事のリライトを怠らないように注意することで、より質の高い記事を目指します。
モニタリング
公開した記事が機能しているかをチェックするために、分析ツールを使用しモニタリングをおこないます。問題点がないかを確認する際にも効果的な方法です。
メンテナンス
過去に公開した記事についても、メンテナンスをおこないます。情報の追加や修正を重ねることで、ユーザーにとってより有益なサイトにすることができます。
まとめ
外部対策は項目自体はそれほど多くないものの、効果が出るまでには時間がかかるものです。
ツールを用いてサイト改善をしながら、積極的に取り組んでいきましょう。